questioned by lalalagi 後半
ケルクショーズ・イリヤ「日常100の質問(questioned by lalalagi)」(らららぎさん)
http://chatte.hatenablog.jp/entry/2016/12/04/053251
後半戦!レディーファイッ!
51:ふだんよく聴く楽曲をクラブで改めて聴くと、特段「いいなあ」と思えるのはなぜでしょうか。
残念ながらクラブに行ったことがないです…
52:(音は単なる波なのに)「音楽を聴く」という行為が特別に感じられるのはなぜでしょうか。
その音の波が心地よい、またはその波に乗って流れる言葉が心地よいのかもしれません。
53:音楽がひとを殺すことはありますか。
こころは死んだりします…身体は大きな音でびっくりして死ぬかもしれません。
54:ひとが音楽を殺すことはありますか。
忘れ去られてしまったら死ぬと思います。
55:なにもかもが一度切りだと主張するロック音楽を「再生」することは善いことですか。
「何もかもが一度切り」というメッセージを伝えるために存在しているのであれば、よいことだと思います。
56:音楽によって想起された思い出は、いまここにあるものですか、それとも過去のものですか。
過去のものが、いまここに存在しているという状態だと思います(語彙不足)
57:聴かなかったことにしたい音楽はありますか。
ないです。が、曲に嫌な思い出がついてしまうと聴かなくなります。
58:おなじ音楽を知っている(共有している)ひと同士を、うらやましく思うことはありますか。
他の人と音楽を共有している側なので、うらやましくないです。
59:国歌を知らないひとがいたら、教えてあげるべきでしょうか。
教えなくても、そのうち知るかもしれませんので必要ないと思います。
60:どうして働かなければならないのでしょうか。
人間が大きな群として生活していくために、たくさんのものを提供し、消費しているその流れを止めないように働かなければならないと思います。
61:あるひとを理解するうえで、そのひとがどんな仕事をしているか知るべきでしょうか。
ケースバイケースですが、ほとんどないと思います。(たまに知る必要がある)
62:職業の貴賎を決めることはできますか。
貴賤はないと信じたいですが、貴賤が存在してしまっている以上決められるのではないでしょうか。
63:どうして「医者」「弁護士」「先生」は差別(優遇)されているのですか。
いずれの職業もなるのが難しくかつ大きなリスクを抱えているからだと思います。
64:仕事をしているときのじぶんは、別のじぶんでしょうか。
わたしの場合は、別の自分です。オンとオフを使い分けています。
65:はぐれものが社会化すること(socializing)は善いことでしょうか。
はぐれものが社会化して自分にとって心地いい、利便性があるなどと思えたならよいことだと思います。
66:教育が社会化することは善いことでしょうか。
しゃかいか【社会化】③ 生産労働や育児などが、私的・個別的なものから共同・集団的なものになること。 (大辞林 第三版より)という意味で考えますね。いいことだと思います。情報などいろいろなものが氾濫しそうな気がしますが、取捨選択することをより身につけることができそうです。
67:家庭が社会化することは善いことでしょうか。
核家族が増える前は、わりと社会化された家庭だったようですね。価値観が凝り固まることを予防できそうなので、よいと思います。 68:そもそも「社会」というのは、なんのことでしょうか。
人間の群れのなかに存在するルールみたいなものかもしれません。
69:「社会人として」という主語(主格の複合助辞)を使って話すひとをどう思いますか。
あまりに多用する人に対しては、社会人といってもそれはあなたのなかで持ちうる社会人であって、他の人にとってどうかはわからないよ~~となります。(文法教えてください)
70:祖父母や、両親や、兄弟と、あと何回会うことができるでしょうか。
かなり少ないと思います。少ないからこそ大切にしなければと思います。
71:親の人生をどこまで知りたいと思いますか。
知らなくてもいいです。知りたいと思っていた時期もありましたが、別の人間ですし、分からないことがあってもいいと思ってからはどうでもよくなりました。
72:先祖をどこまで辿ることができますか。
たどったことはないのですが、おそらく家系図があると思います。青砥家はどうも武士の末裔らしいので。
73:墓参りをすることで、先祖を解放できるでしょうか。
先祖の魂がお墓に囚われているという風に質問を捉えているのですが、そもそも囚われていないと思うので(お墓は死後の世界と現世をつなぐ公衆電話みたいなイメージ)解放はされないと思います。
74:「親戚」という単位は、なににおいて役に立ちますか。
自分と似た顔の人や血を分けたひとに会うことができることにおいては役に立ちそうです。 75:結婚はこれから先の未来にも必要な制度でしょうか。
あってもいいし、なくてもいい気がします。
76:お見合い結婚は、なぜ廃れたのでしょうか。
やっぱり好きな人と結ばれたいと望んだ人たちがいたからではないでしょうか。
77:お見合いをしていた当時のひとたちは、お見合いがなんであるかを理解していたのでしょうか。
おそらく、いいえ、結婚ってこういうものだから、と思っていたと思います。
78:お見合い結婚したひとと、のちに(改めて)恋愛することはできますか。
できると思いますが、ごく少数だと思います・・・
79:そもそも結婚するための「条件」(condition)というのはなんでしょうか。
わたしの両親を通した目もあると思いますが、きちんと働いていること、常に悲観的でないこと、心身ともに健康であること、一般的なものの考え方も出来る(奇抜な考えを持っていてはいけないとは言ってない)といったところだと思います。
80:老いは、十代や二十代には経験できないものでしょうか。
出来ます。身体は成長途中であっても、こころは簡単に老いると思います。
81:老いは不都合でしょうか。
不都合だとは思いますが、避けることはできません。
82:そもそも「老い」というのはなんのことでしょうか。
死へ近づいているしるし。
83:「成長」や「成熟」を決めているのはだれであり、それらはなんのことでしょうか。
平たく言えばお医者様です。成長は育ち切って体として完成すること、成熟は精神のことかな?(ただし完成はしない)と思います。
84:「大人になる」ということはなんのことでしょうか。
様々なことを知ること
85:人生において幸/不幸はどうして問題になるのでしょうか。
生まれてから最初に持つ感情は、快/不快というのをどこかで習った気がします。気持ちいい状態でいたいからだと思います。
86:人生において要らなかった不幸はありますか。
ありますが、取り消すことはできないので取り出してきて悩みたくはないです。
87:「幸せな恋愛」「幸せな暮らし」「幸せな結婚」など、どうして他人が決めた「幸せ」を求めたがるのでしょうか。
考えずに幸せ(気持ちいいこと)を手に入れたいからなのでは、と思っています(自戒も含めつつ)
88:あなたはだれかを幸せにすることができますか。
わたしが関わっただれかが幸せだと思ったのなら、できたということになるんじゃないでしょうか。
89:幸せになるための努力は必要でしょうか。
幸せになりたいと願うのであれば、なにかしらの努力は必要です。
90:死ぬことは怖いですか。
怖くないです。ただ、まだ生きていたいです。
91:死んでも残るものはありますか。
人の記憶に残り、生活をしていた跡が残り、なきがらも残りますが、時とともにいずれ消えます。
92:産まれたときのことを覚えていないのに、どうして死ぬことを確信できるのでしょうか。
死は見ることができるから。(生を受けるときは他の事例を見ることができない)
93:死ぬことを考えることは宗教ですか。
違うと思いますが、宗教ととても深く繋がっていることは否めません。
94:じぶんが死んだことを知ってほしいひとと、知らないでほしいひとはいますか。
どちらでもいいです。死んだら、生きているものの世界のことは生きているものに任せます。
95:人生に思い出がなかったらつまらないですか。
思い出して楽しめるものがないのは、ちょっとつまらないですね。
96:人生に色がなかったらつまらないですか。
色が最初からない人生なら、つまらないかどうかは問題にならないと思います。
97:恥のない人生を目指すのは正しいことですか。
恥くらいかきましょう。恥をかけば自分も他人も許せる気がします。
98:そもそも「正しい」というのはだれが決めることで、どういうことでしょうか。
全員です。大きな枠のなかで正しいこと、自分のなかで正しいこと、それぞれが気持ちいいように、納得のいくようにする為の手札かな…
99:死ぬことは正しいことでしょうか。
正しいかなあ。自然の摂理としては正しいかなあ。
100:答えること自体が不都合である問いを答えさせることは、悪でしょうか。(お・わ・り)
まあ…いいんじゃないかしら!ありがとうございました!