ひかりのなかで

あたたかくて穏やか

容量を増やして電池を新しくすれば日々の生活は回っていくのか?

 

「自分のことで精一杯なの」というのは、もう変えようのない事実であり、どうやってキャパシティを広げるかを思い悩む毎日です。イヤイヤ期に入ってしまうと生活がどんどん荒れていってしまう。片付けができなくなり、料理ができなくなり、人と会うのが億劫になり、全てが嫌になってしまうんです。

 

全てが嫌になってしまう、ということの根源は至極明快で、それは出したものを片付けられないことが始まりです。すっきりした生活を望んでいるのに、とても片付けようという気にはなれなくてベッドに横たわりケータイいじり…現実から逃げてしまっているんですよね。自分ではよく分かっているんだけど、分かっているんだけど、分かっているんだけど、のループ。

 

そうやって「今日生きること」から逃げ続けた結果、心労が蓄積し、立て直すだけの力が残っていないという状態になってしまう。「じゃあ、やればいいじゃないか」では片付けられないコレをどうやったら解消できるのか…

 

しばらく放っておくと、急に「これではいかん!」ととてつもないやる気を出していままでのツケを一気に片付けることができます。それがいつになるかというのは本人にも分からないことなのですが。どこから湧いてきたのか分からないこの「やる気」はおそらく、ほんの少しずつ、逃げ続けた日々のなかでたくわえ続けてきたんだと思います。これがフルになったとき、よし、溜まったから使えるぞ!とポイントカードみたいな感じでサッと出てくるんでしょうね。そしてしばらくはポイントを使って生活を回すことができるんですけど、切れてくると、また同じ…繰り返し…振り出しに戻る…

 

本来なら「やる気」をポイントからではなくて本来持っている生命力で支払っていかなければならないのに、内に隠している自分にも見えない問題が多すぎて、バックグラウンド再生みたいに知らず知らずのうちに容量を食っていて、電源が落ちてしまうというか、充電が追いつかないというか。

 

こうなってくると、バックグラウンドで動いているものをひとつずつ止めたり消したりしていく必要性があるんですよね。はあ。わたしの電池と容量をいつのまにか食っているデータってなんなんだろう。早く止めていらないアプリを消去したい。おしまい。